運営会社

ごあいさつ

坪田 平八郎

　近年の我が国の経済状況は、以前より景気回復を実感できることはできず、足踏状態が続き、金融不安や高齢化社会問題などは依然として改善されないまま、多くの業界が予断を許さない厳しい状況であります。そこに新型コロナという大きな社会生活が根本から変わるような変化が起き、多くの業界がさらに厳しい状況に追い込まれております。
　それに伴いモノやヒトに対する価値観が大きく変化し、ギフト業界に対しても求められることが変わり、自分達も進化しなければ生き残れない時代となりました。そして現代に求められる商品とサービスを今一度考え直すことで、今後のギフト業界の目指すべく目標地点の答えがあるように思います。
　依然、我々のギフト業界を取り巻く環境は非常に厳しいものがございますが、長年培ってきた組合員同士の信頼関係と団結は一段と強化され、各自の得意とする分野に力を注ぎ、この難局を克服すべく鋭意努力しております。
　また、平成25年に立ち上げた「食の國ふくい」ふるさとカタログ事業も順調に実績を重ね、県内の認知度も高くなってきました。さらに近年、新しい福井のお土産品の開発として「福の玉手箱」というブランドを立ち上げ、組合事業の活性化、新たな販路開拓に大きな力となっております。
　今後もギフト業界の中で、全国唯一である協同組合の特長を最大限活かし、今後のギフト業界の発展と贈答に対する文化の再構築を我々のミッションと掲げ、組合事業をさらに充実させていくことに全力で取組んで参ります。